ガイドに雇ったPANDAK氏(↑の写真右端)に連れられてジャングルの中を歩き回った後、19マイル村の隣にある発電所の敷地に出てくると、木陰で青年(↑の写真中央)が自分に虫を売り込もうと待っていた。
「また、ヒョウモンカマキリかな」と、特に期待もせず虫の入った袋に目をやると、なんとそれは長年会いたいと思っていたオオカレエダカマキリではありませんか!
許可を得て手に取ってよく見ると、とんでもなく美しいカマキリである。また、想像していたよりずっとしっかりとした足取りで歩き、なかなかに力強い。
内心「高くありませんように…」と願いつつ、おずおずと採集者の青年に値段を聞くと、横からPANDAK氏が「100!」と一声。
「た、高えぇぇーっ!…つーか、コラー!PANDAKさん、,毎回毎回、アンタは交渉してる横から高値を言ってくるけど、一体どっちの味方なんじゃ〜!」と思ったが、「そりゃまぁ、むこうの味方だわなぁ」と思い直し、素直にRM100払った。RM100と言えば結構な額なのだが、日本円に換算すると3000円ちょっとなんだし、ここはケチる場面でもないか(苦笑)。
▲帰国後にきちんとした写真を撮るつもりだったのだが…。
▲横から。
▲腹部。取れた後脚が痛々しい…。
▲凝りに凝った尾端。メスのはどうなってるのだろう?
▲最後に顔のアップ。また会いたいなぁ。