チョウセンカマキリ幼虫のカマの付け根の色は、成虫より少し薄め?

                    

▲チョウセンカマキリ 褐色型オス終齢(6齢)

▲チョウセンカマキリ 緑色型オス終齢(6齢)

上の写真のオオカマキリの幼虫は野外採集個体のため、正確な齢期は不明。
次の脱皮で成虫になったので、終齢幼虫なのは間違いないのだが、カマキリには7齢の次に成虫になる7齢型と6齢の次に成虫になる6齢型がいるのだそうな。

オオカマキリの幼虫のカマの付け根の色は、成虫と遜色ないように見える。

▲オオカマキリ 褐色型オス終齢(7齢?)

▲オオカマキリ 緑色型メス終齢(7齢?)

1齢幼虫でも、やはりオオカマキリの方が体の色が濃い目で体格も大きくガッチリしている。
ただし写真のオオカマキリは2齢間近なのに対し、チョウセンカマキリとハラビロカマキリは孵化後間もない個体。

▲上:ハラビロ 左下:チョウセン 右下:オオカマ

▲上:オオカマキリ1齢 下:チョウセンカマキリ1齢

▲チョウセンカマキリ メス

▲オオカマキリ メス

後ろ羽はオオカマキリの方が、紫やこげ茶色の模様が大きく広がり、悪く言えば汚い。
羽は簡単に破れるので、調べる時は破らないよう注意。

▲チョウセンカマキリ 緑色型メス

▲チョウセンカマキリ 緑色型オス

▲オオカマキリ 緑色型オス

▲オオカマキリ 緑色型メス

▲チョウセンカマキリ 褐色型メス

▲オオカマキリ 褐色型メス

▲左 オオカマキリのメス 右 チョウセンカマキリのメス
多少の個体差はあれ、やはり体格はオオカマキリが圧倒する。

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体の大きさ

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羽の模様

後羽の模様はオオカマキリの方が紫やこげ茶色が大きく広がり、悪く言えば汚ならしい。
羽は簡単に破れるので調べる時は注意。

▲オオカマキリ メス

▲チョウセンカマキリ メス

カマの付け根の色

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このカマの付け根の色を見比べる方法が一番簡単。
オオカマキリはクリームのような薄い黄色であるのに対し、チョウセンカマキリは鮮やかなオレンジ〜朱色をしている。


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