アフリカに生息する大型の水生半翅目。一見、タガメのようだが前脚の形状やオスが卵を背負って世話をする性質などからして、言うなれば超コオイムシ。

標本の世界では、以前からアフリカ産のタガメとしてポツポツみかけてはいたが、生きている姿を拝むには、自ら現地に赴かなければとても不可能だろうと思っていたのだが、最近になってあっさりショップに入荷して、少々拍子抜けがした。

気難し屋の多い外国産水生昆虫ゆえ、恐る恐る飼育を始めるも、案外丈夫で多産な虫だったので、繁殖に成功し多数の次代を得る事ができた。

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